山梨県教区長挨拶

山梨県教区長
教区長 就任挨拶
道院増設と世代交代に全力を注ぎます
教区長 佐藤 岩男

教区長 佐藤 岩男 ごあいさつ

 現在山梨県教区の道院数は、9道院です。関東教区においては,あらゆる件で、大変お世話になっております。地域柄といいますか、まだまだ60代後半~70代前半の金剛禅の先導者である道院長が半数以上を占めて現役で布教活動に邁進しているのが現状です。

 開祖 宗 道臣先生の根本の教えは、私たち先導者である道院長を通して、釈尊の正しい教えとこれを正しく継承した達磨の行法を現代に生かすことに在ります。そして己を拠り所とする自己を確立し、他人の幸せをも願い、社会の発展のために役立つ人間になろうというものです。そして人の心の改造と平和的な手段によって地上天国を実現させようというのが、金剛禅の主張でもあり、この道を行ずる私たちの使命でもあります。

 県教区では、ここ数年30代~40年代の行動力のある若手道院長が誕生しております。が、しかし、先代からの道院長交代にとどまっており新たな道院は誕生しておりません。教区長としては、再度の本山からの任命でありますが、道院増設とこの若手への道院長に世代交代を如何に、スムースにバトンタッチすることに、全力を注ぎたいと思っております。
 金剛禅の主張であり、願いを一人でも多くの人達に広め争いのない平和な世の中を創って行くのが、私達地域の先導者で在る道院長の使命であると自覚し実践していくことだと思っております。